お知らせ
2021.03.15
こんにちは。
いよいよ春が足音を立ててやって来たと実感できる日が多くなってきました。
小中学校・高校含め、いよいよ卒業シーズン真っ盛りです。
今年はコロナの影響で、様々なことが変化し、その対応に大人があたふたする様を子供にしっかりとみられ、狼狽えながらもなんとか踏みとどまる大人の強さを同時に見せることができた一年でした。とはいえまだまだ余談を許さない状況なのは一年前からあまり変わらず、その影響が直接生活環境に降りかかった(ている)一年でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今までの正しいが根底から覆され(例:会社に行くという行為そのもの→在宅でのオンライン出社奨励など)、僕より少し年齢の高い方々の中には、ほんのちょっと前まで
「メールで休暇を伝えるとはなんたるか〜〜〜〜!!!」と憤っていたあの頃が懐かしく感じる方もいるのではないでしょうかww
今、多くの「今までの常識」が「今の非常識」に塗り替えられ、「今までの非常識」が「今の常識」にとって変えられています。
しかしながら、僕個人としての意見で恐縮ですが、その変化はきっと「既得権益」と呼ばれるものの話で、「ルール(規範)」とはまた別のことのような気がします。
当たり前のことが「常識」であるならば、今非常識になってしまったものはきっと「当たり前」ではないもの、もしくは当たり前ではなくなってしまったものだった。→本当は、緩やか〜に誰にもわからないような方法で、誰か(何か)の既得権益や保持や利害関係のために作成・構築されたシステムで、それを当人であるはずの僕たちも、もちろん「当たり前」と勘違いしていただけ?なのかもしれません。(まあ、それ自体を資本主義・生産主義と言うのですが・・・w)
しかしながら、それとは別に「挨拶をする」「靴を揃える」「人を敬う」など、本質的で本当の常識は何にも変わっていなくて、むしろ下記の通り今見直されてさえいるようにも感じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある意味世界はミニマムやシンプルといった方向に舵を切っています。
「持続可能な世界。ものを大切にする。」
例えば、捨てて、幾らかの工程かを経て新たに商品にして販売・購買するシステムよりも、捨てずに大切に使い続ける方が遥かにシンプルでミニマムですよね。これからはこれが主流ですね。(=ゼロエミッション)
日本的にはなんなら江戸時代に戻る感覚です。いわゆるローカル的な原点回帰。
これは本来普遍的な常識なはずです。
それを声高らかに唱えなきゃいけないほど、今までは非常識が常識だったのかもしれませんね。
そう考えると・・・これからの世界・社会は・・・
「当たり前のことを当たり前にする」ということを「考えて」行動に移すことができることが最も必要とされているのかもしれません。
当塾では、それを・・・
「感謝と思いやり」を持って行動(言動)すること。
と言っています。
言い始めてもうすぐ15年になります。
これからもこの塾が続く限り、この言葉が当塾の「規範」であり、常識であり続けるように最善を尽くしたいと思います。
今日は当塾は開校してちょうど15年目の節目です。
長いようで短いような15年。本当に多くの皆さまに支えられ、ご支持を賜りなんとかやってこれました。
常に「自分のため=誰かのため」を意識して利他主義を追求してこの空間を育ててきました。
今後も大切な想いは何も変わらず、何も変えずに。
新たなことに常に挑戦し続け、子供たちにとっての「安心」であり続けるように時間を進めていけるように「温故知新」の精神で授業をしていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
久保「志」塾
代表 久保 吉史